アマダ EML-2512Aje-PDC　ASR2512NTK仕様

アマダファイバーレーザー、パンチング複合機を導入しました。
定型穴加工はパンチング、異形形状はレーザー加工、一台で加工方法を分けることにより、高精度かつ、加工時間短縮に繋がります。
また、別工程であったバーリングやタップ加工も可能となり、ルーバー、ランスなどの成形加工も可能となりました。
搭載のファイバーレーザーは微細加工も得意とし、アルミ、真鍮、銅などのCO2レーザーでは加工出来ない素材も可能です。
PDC金型自動交換では、稼働中に金型の自動交換を可能とし金型交換のヒューマンエラーを解消します。
ASR-NTK自動棚では、素材・製品・スケルトン用のパレットを格納し、素材の搬入から加工完了後の製品をジョイントレスで集積が可能となることで量産品など数量の多い加工も自動運転が可能となります。

アマダ FOM2ｰ3015NT

主な装備は加工用シャトルテーブル二台自動入れ替え、加工ノズルオートチェンジャーにより、自動切断能力向上。厚板クーリングカットによる安定した厚板切断。オイルショットによる材料表面のスパッタ付着軽減などです。
このレーザー導入により、AL、真鍮、銅の加工を得意とする既存主力ファイバーレーザー加工機の不得手である厚板加工をカバーしました。全体的に切断能力、速度、性能向上となり、生産能力が向上し、対応板厚も厚くなり、急な納期対応など、より一層お客様のニーズにお応えできるようになりました。

最大加工範囲　3070×1550×200 mm
CO2レーザー加工機　(定格出力：4kW)
ステンレス　ｔ12.0　軟鋼　ｔ22.0

日本車両 HCシリーズ

プリント基板への実装作業に使用されるステンシル加工など、超精密な用途に使用されるファイバーレーザーです。最小切断幅80um、10umオーダーの抜群の位置決め精度、多様な素材に対応する柔軟性で、従来のレーザーとは次元の異なる精密加工能力を発揮します。 エッチングやワイヤーカットで行っていた部品加工をより自由に、かつスピーディーに行うことができ、商品開発における試作／検証工程を強力にサポートします。

定格出力　最大 400W
最大加工範囲　600 x 650 mm
位置決め精度　±5 um
数値入力最小単位　0.0001 mm

シブヤ SPL2305

0.01mmから1.0mmまでの超薄板加工を得意としております。
薄板に特化したレーザー加工機です。２ｋW～９ｋWなどの大出力レーザー加工機と比べ、200Wと低出力切断ですので、薄板加工の熱歪みを抑えて切断します。また、加工精度の高い、精密加工を得意としております。

ワークサイズ500×500 mm
炭酸ガスレーザー 出力200W
加工可能材質 軟鋼、ステンレス、真鍮
加工精度 ±0.05mm

三菱 ML3015SR-F20

板厚ｔ0.03からの薄板加工から、厚板ｔ19までの加工が可能ではありますが、厚板は炭酸ガスレーザーに任せ、ｔ6までの加工を受持ちます。
すでに稼働中のFOL3015－AJと役割は同等クラスの仕事になりますが、お客様の更なる納期対応にお応えすべく2018年１月より導入しました。
パレット2台自動入替えによりさらに生産能力を上げております。薄板専用の２台の小型レーザー加工機で加工できない500ｍｍを超える大きな製品も薄板加工が可能です。

ワークサイズ　3050×1525 mm
ファイバーレーザー　出力2kW
加工可能材質　軟鋼、ステンレス　銅　アルミ　真鍮

アマダ FOL3015AJ

このレーザー導入することにより、設備前まで切断できなかったワーク（アルミ　真鍮　銅）も加工でき、さらにお客様のニーズも満足いただいております。
鉄の薄板において、リニアスケールによる軸移動高速化、加工速度アップなど、利点があります。その他、特徴としまして、無人運転の効率アップとなるワークパレット2台の自動入替え機能。加工ノズルオートチェンジャーによる加工前準備の効率アップなどがあります。

ワークサイズ3050×1525 mm
ファイバーレーザー　出力4kW
加工可能材質　材厚ｔ0.03からの薄板から、軟鋼ｔ6.0　ステンレスｔ10　銅ｔ8　真鍮ｔ8　アルミｔ10